【特集】
書き方と心くばり
茶人が手紙を書くとき
◎特集の内容
コロナ禍によって、人と人が出会う機会が減り手紙による言葉のやりとりが大切になっています。茶の世界では、お礼の気持ちやお誘いなど、心の機微を手紙に託してきました。隅々まで気遣いが行き届いた茶の湯の手紙。その基本や、礼を失しないために必要な心得、そして手紙で生まれる心のやりとりを紹介いたします。
・基礎編 まずは、茶の湯の手紙の基本を知ろう(石塚 修)
・実践編 今日からできるきれいに見える手紙の書き方(長田なお)
・応用編 自分だけの手文庫をつくろう(長田なお)
・松田正平先生へ 手紙から広がる茶会(阿曾一実)
・茶人の手紙を読む(松原 茂)
・あの人と手紙(岡本浩一/松村栄子)
・使ってみたい、手紙のことば(石塚 修)
【小特集】
見立ての花入に、夏の花を(桑原宗典)
【連載】
・忘れられないお茶「タルコフスキー茶」(第6回・朝吹真理子)
・よむ十牛図「牧牛」(細川晋輔×伊野孝行)
・茶会への招待「山王祭」(榎本宗白)
・万葉歌の菓「一雨の花」(名主川千恵)
・うつわの哲学「奇跡の器」(十一代大樋長左衛門)
・物語の生まれる場所へ「物語の力―『義経千本桜 渡海屋・大物浦の段』」(木ノ下裕一)
・江戸点心レシピ「梅雨の訪れ、梅づくしの一膳」(山﨑美香)
・未来の源氏物語「『貧困』の描写」(山崎ナオコーラ)
・味をつくる道具と人「マルタ」(井上荒野)
・けっこうなおてまえ「シロさんと美しい松本さん[その三]」(高殿 円)
・表装拝見「表装から思いが見える」(濱村繭衣子)
・江戸のしゃれ文様「『雨・雨龍』文様」(熊谷博人)
・茶の湯のための折形「茶杓を贈る 茶杓包み」(長田なお)
・市中のにゃんこ(大道雪代)
・検定クイズ 茶道の学
・なごみブックス(はな)
・なごみシアター(関 亜弓)
・なごみミュージアム
・アンケート&次号予告
雑誌コード:06817-06
発売日:2021/5/28
B5判 128頁(カラー48頁)
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